2018-09-01から1ヶ月間の記事一覧
平成27年度東大ロー入試過去問公法系解答例を公開! ・条例と法律の関係(「法律の範囲内」憲法94条) ・徳島市公安条例事件判決(最大判昭和50年9月10日) ・行政上の義務履行確保 ・最判平成14年7月9日
成績結果 最近ブログの更新ができずに申し訳ありません。 司法試験の結果が届きましたので、こちらをまずは記事にしておきます。 ※多少の大雑把に書きますが、まあ大体こんなもの、ということでご了承ください。 公法系科目 憲法 D 行政法 E 合計 80点前後 …
平成27年度東大ロー入試過去問公法系解答例を公開! ・自己決定権(憲法13条) ・命名権 ・被告適格(行政事件訴訟法11条1項) ・原告適格(行政事件訴訟法9条1項)
平成26年度東大ロー入試過去問民事系解答例を公開! ・思想良心の自由 ・君が代起立斉唱事件判決(最判平成23年5月30日) ・差止訴訟(行政事件訴訟法2条7項) ・最判平成24年2月29日 ・法定外抗告訴訟 ・当事者訴訟
平成29年度東大ロー入試過去問民事系解答例を公開! ・時効取得前の第三者 ・時効取得後の第三者 ・時効取得後の第三者における背信的悪意者(最判平成18年1月17日参照。) ・重複訴訟禁止 ・重複訴訟禁止における確認の利益喪失論 ・別訴禁止・併合強制
平成28年度東大ロー入試過去問民事系解答例を公開! ・保証人の主債務者の抗弁の援用の可否 ・請負代金債権と損害賠償債権(634条2項)の相殺の可否 ・固有必要的共同訴訟と通常共同訴訟 ・共同訴訟人間主張共通の原則 ・当然の補助参加(申出不要説)
はじめに 結構5ちゃんって面白いツールだと思っていて、司法試験のみんなの相場観などを探るのに最適なのかなと思っています。 なので、自分の再現答案についての批評を取り出してまとめてみました。 将来司法試験受験生が再現答案の相場観を知りたいときの…
解答例 第1 設問1 1 第1に、Aは乙に対し、会社法22条1項に基づく損害賠償請求をすることが考えられる[1]。 (1) 乙は甲の「事業」を「譲り受けた会社」である。 (2) 乙が甲の「桜設備株式会社」との「商号」を「引き続き使用」していたといえるか。乙の…
平成26年度東大ロー入試問題民事系の解答例を公開! ・債務不履行解除 ・付随的債務の不履行と契約解除(最判昭和36年11月21日参照。) ・改正民法541条 ・訴訟上の和解の既判力の可否 ・訴訟行為における表見法理の適用の可否(最判昭和45年12月15日参照。)
Twitterで先にご報告致しましたが、改めてブログで報告致します。 先ほどネットで司法試験の合否を確認したところ、無事司法試験に最終合格しておりました。 再現答案を読んでいただき、また、批評をしていただきありがとうございました。 改めて読むと誤字…
慶應ローの2019年度の入試問題(憲法)の解答例を公開! ・性同一性障害の性別の取扱いの特例に関する法律 ・自己決定権(憲法13条) ・違憲な条件の法理 ・首尾一貫性
慶應ローの入試問題(2019年度)の民法の解答例を公開! ・時効完成後の第三者 ・時効完成後の第三者における背信的悪意者(最判平成18年1月17日) ・時効完成前の第三者 ・賃借権の時効取得と抵当権者の関係(最判平成23年1月21日)
解答例 第1 設問1 (以下、刑事訴訟法は法名略。) 220条3項、220条1項1号 第2 設問2 199条1項、201条2項、73条3項 第3 設問3 1 「逮捕の現場」(220条1項2号)として捜索できる範囲はどこまでか。「逮捕の現場」の意義が問題となる。 2 逮捕に伴う無令状の捜…
解答例 第1 設問1 1 本件取締役会決議は、Xへの招集通知を欠くため、368条1項に反し、無効とならないか。 2 取締役会は、取締役会の権限行使を慎重かつ適切ならしめるために合議体をなしており、招集通知はそのような合議体への出席の機会を確保する重要な…
解答例 第1 問題1 (以下、刑法は法名略。) 1 事例① 199条[1] 2 事例② 240条後段、236条2項[2] 3 事例③ 252条1項[3] 4 事例④ 60条、65条1項、252条1項[4] 5 事例⑤ 235条 第2 問題2 1 XがAのバッグ(以下「本件バッグ」という。)を取り上げて立ち去った…
解答例 第1 設問1 1 裁判所がBによる売買代金の弁済の事実を認定してXの請求を棄却することは、弁論主義第1テーゼに反し許されないのではないか。 2 弁論主義とは、判決の基礎をなす事実の確定に必要な資料の提出を当事者の権能および責任とする建前をいう…