法律解釈の手筋

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2019-07-31から1日間の記事一覧

「ケースで考える債権法改正 第3回 相殺——「前の原因」による相殺の拡張」(法学教室464号、2019年6月号・83頁)

解答例 第1 設問1 1 差押えの場合[1] (1) Bは、Aに対し、2020年3月1日に、弁済期を同年10月1日と合意して、150万円を貸し付けた。2020年10月1日は到来した。 また、Bはα1債権を受動債権、β1債権を自働債権として相殺する旨の意思表示をしている。 (…