法律解釈の手筋

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2019-08-01から1日間の記事一覧

「ケースで考える債権法改正 第2回 錯誤」 (法学教室464号、2019年5月号・71頁)

第1 売買契約①について 1 AはBに対し、原状回復請求権に基づく金銭返還請求(121条の2)をすることが考えられる。 2 Aは、売買契約①は基礎事情錯誤(95条1項2号)があるとして、取消しの意思表示(120条2項)をすることが考えられる。 (1) Aは、主観では、…