法律解釈の手筋

再現答案、参考答案、法律の解釈etc…徒然とUPしていくブログ… ※コメントはTwitterまで!

平成30年度 予備試験 商法 解答例

解答例 第1 設問1 1 Dから問題文4の請求を受けた甲社が本件株主総会の招集通知に問題文4の議題及び議案の要領を記載しなかったことは、303条2項及び305条1項に反し、妥当でない。 2 議題の請求について (1) ①取締役会設置会社は、②総株主の議決権の100…

『刑法事例演習教材[第2版]』 問題46 「夜の帝王」 解答例

解答例 第1 甲の罪責 1 甲が、殺害目的で、甲の両親の自宅に合い鍵を用いて入った行為に、住居侵入罪(刑法130条)が成立する。 (1) 甲は、甲の両親の子であるが、両親の自宅に住んでいるわけではないのでAの住建に属さず、「人の」「住居」にあたる。 (2) …

『刑法事例演習教材[第2版]』 問題39 「渡る世間は金ばかり」 解答例

解答例 第1 乙の罪責 1 乙が、B信用金庫C支店職員をして、C支店の幸楽株式会社代表取締役甲名義の預金口座に1000万円を入金する処理を行わせた行為に背任罪(248条)が成立せず、何らの犯罪も成立しない。 (1) 乙は、C支店の支店長であり、支店長は5000万円…

東大ロー 入試過去問 解答例 リンク

東京大学法科大学院の入試過去問の解答例のリンクをまとめました。 ぜひ参照してください。 平成23年度 東大ロー入試 平成23年度公法系(未掲載) 東大ロー入試 平成23年度 民事系 解答例 - 法律解釈の手筋 東大ロー入試 平成23年度 刑事系 解答例 - 法律解釈…

『刑法事例演習教材[第2版]』 問題34 「金とカードと男と女」 解答例

解答例 第1 甲の罪責 1 甲がATMから現金200万円を引き出した行為に、業務上横領罪(253条)が成立する。 (1) 現金200万円はA社が使途を限定した金銭であり、株式会社A代表取締役B名義の預金口座に預けられており甲の一般財産との混同が禁止されているところ…

慶應ロー 入試過去問 解答例 リンク

慶應義塾法科大学院の入試過去問の解答例のリンクをまとめました。 ぜひ参照してください。 平成26年度 慶應ロー入試 平成26年度 憲法 解答例 - 法律解釈の手筋 慶應ロー入試 平成26年度 民法 解答例 - 法律解釈の手筋 慶應ロー入試 平成26年度 刑法 解答例 …

『刑法事例演習教材[第2版]』 問題36 「一石三鳥」 解答例

解答例 第1 甲の罪責 1 甲がAのパソコン(以下「本件パソコン」という。)を盗み出した行為に窃盗罪(235条)が成立する。 第2 乙の罪責 1 乙が、甲から預かった本件パソコンがAのデザイン事務所から盗み出したものだと認識した後も本件パソコンを保管していた…

『刑法事例演習教材[第2版]』 問題27 「欲深い売主」 解答例

解答例 第1 甲の罪責 1 甲が本件土不動産をBに売却した行為に、Aに対する横領罪(252条1項)が成立しない。 (1) まず、本件不動産はAという「他人の物」にあたる。 ア 「他人の物」とは他人が所有する財物[1]をいう。所有権の移転時期は売買契約締結時である…

『刑法事例演習教材[第2版]』 問題13 「一線を越えた男友達」 解答例

解答例 1 甲が、B店において、Aのクレジットカードを用いて、28万円のバッグを購入した行為に、B店に対する詐欺罪(246条1項)が成立する。 (1) 「人を欺」く行為とは、財物の主観性故に広がる処罰範囲限定の観点から、①財産交付の判断の基礎となる重要な事…

『刑法事例演習教材[第2版]』 問題5 「ピカソ盗取計画」 解答例

解答例 第1 甲の罪責 1 甲が、A所有の倉庫の敷地内に侵入した行為に、建造物侵入罪(130条)が成立する。 (1) 敷地内も「建造物」に含まれる。 ア 建造物侵入罪の保護法益は建造物管理権者の管理権であるところ、建造物と一体である囲繞地についても、管理権…