法律解釈の手筋

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予備試験 解答例 リンク

予備試験過去問の解答例リンクをまとめました。 ぜひ参照してください。 令和元年(2019年) 令和元年 予備試験 憲法 解答速報 解答例 - 法律解釈の手筋 令和元年 予備試験 行政法 解答速報 解答例 - 法律解釈の手筋 令和元年 予備試験 民法 解答速報 解答例 -…

平成23年 予備試験 行政法 解答例

解答例 第1 設問1[1] 1 本件不同意決定は「処分」にあたるか。 2 「処分」とは、公権力の主体たる国又は公共団体の行う行為のうち、その行為によって直接国民の権利義務を形成し又はその範囲を確定することが法律上認められているものをいう。 3 乙町モ…

平成24年 予備試験 行政法 解答例

解答例 第1 実体違法 1 第1に、Aは、本件工事はCが会社を通さずに行ったものであり、「排水設備の新設等を行おうとする者」(乙市下水道条例(以下「本件条例」という。)9条)にあたらず、事実誤認という違法事由が認められる、と主張することが考えられる。…

平成25年 予備試験 行政法 解答例

解答例 第1 設問1 1 景観法(以下「法」という。)16条1項1号は建築物の新築をしようとする者に同項列挙事項の届出義務を定めているにすぎず、この点に景観行政団体の長に拒否権限が認められていない。したがって、同条に基づくBの届出について、A市長の許…

平成26年 予備試験 行政法 解答例

解答例 第1 設問1 1 実体法上の違い[1] (1) 占有許可申請を拒否する処分と理解する法律論の場合、許可要件を充たさない限り、不許可処分をすることが許される。 (2) これに対して、占有許可の撤回処分と理解する法律論の場合、許可処分という授益的処分…

平成27年 予備試験 行政法 解答例

解答例 第1 設問1 1 本件指定は中間的行為であるが、法効果の直接性が認められず、「処分」にあたらないのではないか。 2 「処分」とは、公権力の主体たる国又は公共団体が行う行為のうち、その行為によって直接国民の権利義務を形成し又はその範囲を確定…

平成28年 予備試験 行政法 解答例

解答例 第1 設問1 1 本件訴訟の係属中に営業停止期間が経過しているところ、Xは営業を再開することができるのであるから、もはや訴訟によって取消判決を得る必要性がなくなり、訴えの利益(行政事件訴訟法(以下「行訴法」という。)9条1項) を欠くかが問題と…

令和元年 予備試験 商法 解答速報 解答例

※令和元年の予備試験論文式試験商法の解答速報です。 解答例 【解答例】 第1 設問1 1 第1に、Dは、取締役会の決議事項として予定されていなかったDの取締役からの解任を目的とする臨時株主総会の開催について本件取締役会で決議したことは、368条1項に反…

令和元年 予備試験 民法 解答速報 解答例

解答例 第1 設問1 1 DはCに対し、所有権に基づく返還請求としての建物収去土地明渡請求をすることが考えられる。 2 本件土地はAが元々所有しており、これを平成28年3月15日にAの子であるBが相続した。そして、競売によってDが本件土地を買い受けた…

令和元年 予備試験 刑事訴訟法 解答速報 解答例

解答例 1 本件勾留に先立つ逮捕が違法であるとして、かかる逮捕が違法であることによって勾留が違法とならないか。 (1) 法は、正当事由なく法定の時間制限を超えてなされた勾留請求を却下しなければならないとする(207条5項但し書、206条2項)。その実質的…

令和元年 予備試験 刑法 解答速報 解答例

解答例 1 甲が、V所有の本件土地について、代理権がないにも関わらず、Aに対し購入をすすめ、売却した行為に業務上横領罪(253条)は成立しない。 (1) 「業務」とは、委託を受けて物を管理することを内容とする事務をいうところ、本件では、甲は、不動産業…

令和元年 予備試験 憲法 解答速報 解答例

解答例 1 本件で乙中学校が、Xに対し保健体育の評定を「2」としたことにより、Xが近隣の県立高校への進学ができなかった点について、乙中学校校長に信教の自由(20条1項)への慎重な配慮が足りず、裁量の逸脱・濫用(行訴法30条)が認められないか[1][2]。 …

令和元年 予備試験 行政法 解答速報 解答例

解答例 第1 設問1[1] 1 Cは、本件許可処分について「法律上の利益を有する者」(行訴法9条1項)にあたると主張する。 2 「法律上の利益を有する者」とは、当該処分により自己の権利若しくは法律上保護された利益を侵害され又は侵害されるおそれのある者を…

令和元年 予備試験 民事訴訟法 解答速報 解答例

解答例 第1 設問1 1 X1らのYに対する売買契約に基づく甲土地所有権移転登記請求権は、所有権移転登記が持分権を基礎としてすることができず、かつ、いかなる持分割合での移転登記をするかが原告の意思にかかっていることから、訴訟法上合一確定の要請が…

平成29年 予備試験 行政法 解答例

解答例 第1 設問1 1 Aは、本件申請に対する許可の留保は、行政庁の応答義務(行手法7条)に反し違法であると主張することが考えられる[1]。 2 廃棄物処理法(以下「法」という。)15条の2第1項は、同項各号要件を全て充足しない限り「許可をしてはならない…

平成30年 予備試験 行政法 解答例

解答例 第1 設問1[1] 1 勧告について (1) 「処分」とは、公権力の主体たる国又は公共団体が行う行為のうち、その行為によって直接国民の権利義務を形成し又はその範囲を確定することが法律上認められているものをいう。 (2) Xは以下の主張をすべきである。…

平成27年度 予備試験 刑法 解答例【賄賂:共同正犯、横領(窃盗):間接正犯構成】

www.law-ss.site 以下の解答例は、もう1つの解答例と比較参照しながら検討されることをおすすめします。 解答例 第1 丙及び丁の罪責 1 丙丁が共謀の上、丙が、甲との間で公共工事をA社と契約し、そのお礼として50万円を受け取る旨の約束をした後、丁が現…

平成30年度 予備試験 商法 解答例

解答例 第1 設問1 1 Dから問題文4の請求を受けた甲社が本件株主総会の招集通知に問題文4の議題及び議案の要領を記載しなかったことは、303条2項及び305条1項に反し、妥当でない。 2 議題の請求について (1) ①取締役会設置会社は、②総株主の議決権の100…

【予備試験】 刑事実体法 簡易事例まとめ 【口述対策】

1.窃盗罪(235条) (1)占有の存否[1] (2)意思に反する占有移転 (3)不法領得の意思[8] (ⅰ)権利者排除意思[9] (ⅱ)利用処分意思 2.詐欺罪(246条) (1)クレジットカードの不正使用 (ⅰ)自己名義カードの不正使用 (ⅱ)他人名義カードの不正使用 (2)証明文書の…

平成30年度 予備試験 刑法 解答例

解答例 第1 犯罪の成否 1 甲がCに対してうその話をして,定期預金の払戻しを申し入れた行為に、Vに対する業務上横領罪(253条)が成立しないか[1]。 (1) 「業務」とは、委託を受けて物を管理することを内容とする事務をいうところ、本件では、甲は会社設立後…

平成30年度 予備試験 刑事訴訟法 解答例

解答例 第1 設問1 1 下線部①の行為(以下「①行為」という。)の適法性 (1) まず、凶器を使用した強盗等犯罪が多発していたJ町において、甲はPと目が合うや、急に慌てた様子で走り出すという怪しい行動をとっているところ、強盗等犯罪の犯人ではないかとの嫌…

平成30年度 予備試験 民事訴訟法 解答例

解答例 第1 設問1 1 Y及びZに対する請求相互の関係 両請求が必要的共同訴訟か通常共同訴訟かが問題となるが、両請求の訴訟物は別個であり、共同提訴の必要性もないので、必要的共同訴訟にはあたらない。そして、両請求は本件絵画売買契約に基づく代金支払請…

平成29年度 予備試験 刑法 再現答案  【評価B】

再現答案 (自己評価:B→結果:B) ※平成29年度 予備試験 刑法 参考答案例 との比較・参照を奨めます。 第1 甲の罪責 1 甲が殺意をもって、宅配便を利用して、Vに毒入りワインを送った行為に、殺人罪の未遂犯(203条、199条)が成立しないか。 (1) 甲は…

平成29年度 予備試験 刑法 解答例 【行為無価値ver.】

解答例 第1 甲の罪責 1 甲が、殺意をもって、宅配便をして、Vに毒入りワインを送った行為に殺人未遂罪(203条、199条)が成立する。 (1) 甲は宅配便を利用してワインを送り付け、被害者Vが勝手にワインを飲むようにしむけているに過ぎないが、甲に正犯性が…

平成28年度 予備試験 刑法 解答例

解答例 第1 甲宅に対する放火について 1 甲・乙が「共同」し、甲宅にX発火装置を置いて「犯罪を実行」した行為について、現在建造物放火未遂罪の共同正犯(60条、112条、108条)は成立しない。 (1) 甲宅は土地に定着し人の出入りに適した構造を有する建物で…

平成27年度 予備試験 刑法 解答例 【賄賂:間接正犯、横領:共同正犯構成】

www.law-ss.site 以下の解答例は、もう1つの解答例と比較参照しながら検討されることをおすすめします。 解答例 第1 丙の罪責 1 丙が、甲との間で公共工事をA社と契約し、そのお礼として50万円を受け取る旨の約束をした上、丁をして現金50万円を受け…

平成26年度 予備試験 刑法 解答例

解答例 第1 甲の罪責 1 甲がVに対し鑑定の必要があるなどと言って、仏像を交付させた行為に詐欺罪(246条1項)が成立しないか。 (1) 甲の上記行為は、「人を欺い」ているか。 ア 「人を欺」く行為とは、①財産処分に向けられた②財産交付の基礎となる重要な事…

平成25年度 予備試験 刑法 解答例

解答例 第1 Vに50万円を振り込ませた行為について 1 甲の罪責 上記行為について、Vに対する詐欺罪(246条1項[1])が成立しないか。 (1) 甲は「人を欺い」ているか。 ア 「人を欺」く行為とは、処罰範囲限定の観点から、処分者の財産交付の判断の基礎となる…

平成24年度 予備試験 刑法 解答例

解答例 第1 甲の罪責 1 甲が乙の頸部について甲自動車を運転して全治2週間の捻挫を負わせた行為に、傷害罪(204条)が成立する。 (1) 甲は乙という「人」の「身体」である頸部について、運転行為によって捻挫を負わせており、人の生理的機能を障害し「傷害…

平成23年度 予備試験 刑法 解答例

解答例 1 甲が嘱託を受け、殺意をもって、乙の頸部を両手で絞め付けて殺した行為に、同意殺人罪(202条)が成立する。 (1) 甲は、乙という「人」から「早く楽にして」と言われている。これは、日常的に乙が「早く一緒に死にましょう」と言っていたことや、「…