2022-01-01から1年間の記事一覧
問題 問題文は、こちら。 解答例 第1 設問1 1 第1に、Dは、Cに対して、本件取引が甲社のCに対する利益供与(120条1項)にあたるとして、120条3項に基づく2億円の返還請求をすることが考えられる。 (1) 本件取引は、「利益の供与」にあたるか。 ア 同項の…
問題 問題文は、こちら。 解答例 【解答例】 第1 設問1(以下、民事訴訟法は法名略。) 1 ①の方法について (1) Xに当事者適格が認められるか。 ア 当事者適格とは、特定の訴訟物について当事者として訴訟を追行し、本案判決を求めることができる資格をいう…
問題文 問題文は、こちら。 解答例 第1 設問1小問1(以下、破産法は法名略。) 1 B社が、令和4年3月1日に行った所有権移転登記手続の申請行為(以下「本件申請行為」という。)は、「第三者に対抗するために行われた行為」(対抗要件具備行為)であるとこ…
解答例 第1 設問1 1 課題1について (1) 被告が甲となるような見解 ア 本件訴訟の被告は、甲である。 イ 当事者の確定の基準については、原告が訴訟を提起し、判決を求める意思を有する以上、原告の内心に従って当事者を決すると考える。 ウ 本件では、…
解答例 第1 設問1(以下、設問1について、刑法は法名略。) 1 XYZが、共謀の上、Aに対して虚偽の事実を告げ、よって100万円を交付させた行為について、詐欺罪の共同正犯(246条1項)が成立する。 (1) XYZには、共同正犯の客観的構成要件充足性が認められる。…
解答例 第1 問①について 1 薬機法の規定 薬機法36条の6第1項 2 憲法適合性[1] (1) 薬機法36条の6第1項(以下、「本件規制」という。)は、憲法22条1項に反し、違憲とならないか。 (2) 憲法22条1項が職業選択の自由を保障していることは明らかである。ま…
1.関係図 2.解答例 第1 設問1(以下、設問1において民法は法名略。) 1 XはZに対し、YZ間の売買契約に基づく所有権移転登記請求をすることが考えられる。 2 XとYは、Xが支持する条件に合致した土地の売り手がみつかったときには、Y社が買主となって…
※2023年6月6日更新。 1.はじめに 2.基本書 (1) 芦部憲法 (2) 佐藤憲法 (3) 新4人組 (4) 基本憲法 (5) 憲法学読本 3.副読本 (1) 憲法上の権利の作法 (2) 事例問題起案の基礎 (3) 憲法の地図 (4) 憲法判例の射程 (5) 憲法ガールシリーズ 4.…